厳冬期の鳥海山ということで緊張感いっぱいです。
9:00
『さんゆう』という施設の横にあるスキー場から登り始めます。
かんじきを履いて、足首が埋まるくらいの深さからラッセル開始!
ツマオ氏はパワフルにワツワツと雪を踏んで行きます。
無雪期は身の丈程の藪でちょっと分かり辛くなってますが、ゲレンデを作るために林が伐採されており、そこを林沿いに登って行きます。
だんだん吹雪が強くなり、雪の深さも膝まできました。
慣れないラッセルで、もも上げが辛くなってきてます。
11:00
鈴木小屋まで来ましたが、今は寄らずに天主森を目指します。
ここでの気温は-5度。動いているため体は寒くないのですが、手の指先が非常に冷たくなり、感覚が無くなってきました。化繊の手袋と、薄手のオーバーミトンでは、全然装備不足だったようです!私ピンチ!
困っている私に、ツマオ氏は予備で持っていた厚手のウール手袋を貸してくれました。
するとあっという間に手が暖かくホカホカに!ウール恐るべし!
私はここでウール信者になりました(*´v`*)
ゲレンデの伐採跡も終わり、いよいよ米沢頭付近まできました。
長時間のもも上げで、私の腸腰筋はすでに悲鳴を上げています。(*ノД`*)
11:50
米沢頭へ到着!
ツマオ氏のGPSと温度計。気温は-8度を指しています。
だんだん雪深くなり、太腿高さのラッセルに!
50歩ごと交代でラッセルしましたが、私の腸腰筋は既に限界・・・
時間も正午となり、今回は天主森をあきらめて米沢頭で折り返すことにしました。
下って鈴木小屋の前で昼食~
小屋の1階は雪で埋まってましたが2階の窓は開放されており中で休めそうでした。
中に入ろうかな~と思いましたが、かんじきを脱ぐのが非常に億劫で、今回は外から眺めるだけにしました。
下りの途中に遊佐町を望む~
今回は、私にとって初めての厳冬期の鳥海山でした。
冬装備の重要性や求められる体力など、とても貴重な経験を積めた山行でした。
凍ってカンコチンになったドライソーセージをビニールの包装ごとむりやり食べてましたが、ちゃんと出ましたか?(^^
返信削除楽しかったですね!