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2014年10月7日火曜日

出羽丘陵 注連石(H26.10.7)

今回は、出羽丘陵の弁慶山地にある「注連石」(すみいし)に登ってきました。

メンバーは、共に薮漕ぎ登山を楽しんできた、ヒロ氏とM氏の3名です。
登山の企画立案はヒロ氏から立てて頂きました。

5:00集合
ヒロ氏の愛車にのせてもらい、旧八幡町にある白玉林道から大禿林道の途中まで進みます。


5:40
林道脇に駐車し、さらに林道を歩き始めます。


大禿林道は途中から荒れ果てており、腰高程の薮の中を進みます。
最近誰か通ったのか、うっすらと踏み跡が残っていました。

6:24
林道終点から大禿沢に降り、沢を渡渉しながら進みます。
今回は沢渡りを繰り返すので、終始長靴で歩きます。

6:47
ウド河原へ到着。左がカラマツ沢、右がトイシ沢の分岐となっています。
ここから、尾根へ取り付いていきます。

いきなり急な登りとなります。
段々と日が高くなり、好天となってきました。

途中、鳥海山が顔の覗かせました。

身の丈程の薮漕ぎが続きます。

8:18
1つ目のピークを越え、見晴らしの良い、岩の痩せ尾根に出ました。
ここを通れば、注連石はきっとあるはず!

尾根の南側は、約300m下の沢までスッパリと切れ落ちた崖となっており、高度感は十分です。





8:53
痩せ尾根を過ぎ、薮を少し越えると、ついに注連石に到着しました。
そこには昔の修道者が祀ったと思われる神剣が刺さっていました。
あまりの神々しさに、思わず手を合わせます。

北を見ると、霊峰鳥海山を望めます。
ここで、しばし休憩。風も無くとても居心地が良かったので、降りたくなくなりました。

西側は、以前登った二ツ森が見えました。

<動画>


下りも、岩の痩せ尾根は緊張しました。
ですが、北側は草木が張り付いているため、そちらに身を置くと比較的緊張が和らぎます。


これは猿の腰掛でしょうか?

11:00
尾根の途中からトイシ沢へショートカット。
次の目的地の「鬼のカケハシ」へ向かいます。
故:池田昭二さんが監修したエアリアマップに記載されていた場所で、前から気になっていました。



注連石手前の、痩せ尾根の下と思われる場所です。


12:00
沢の突き当たりまで来ました。
ここが鬼のカケハシと思われます。
柱状節理の岸壁と、落差4~50mはあると思われる立派な滝が流れています。

地図を見ても、この滝に名前は付いていません。



<動画>


今回は、無事に注連石と鬼のカケハシに辿りつくことが出来ました。
どちらも、なかなか人が足を踏み入れることが出来ない場所で、苦労した甲斐があり、とても感動しました。

出羽丘陵には、まだまだ沢山の魅力が詰まっているのだろうと思います。
これからも少しずつ、探索して行けたらいいなと思っています。

<今回のトラック>

<エアリアマップ>

1 件のコメント:

  1. お疲れさまでした!
    山の神様を意識してしまいそうです。
    近場なのに本当によかったです。素晴らしい世界でしたね。
    また次回、感動よろしくお願いします!

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