メンバーは、共に薮漕ぎ登山を楽しんできた、ヒロ氏とM氏の3名です。
登山の企画立案はヒロ氏から立てて頂きました。
5:00集合
ヒロ氏の愛車にのせてもらい、旧八幡町にある白玉林道から大禿林道の途中まで進みます。
5:40
林道脇に駐車し、さらに林道を歩き始めます。
大禿林道は途中から荒れ果てており、腰高程の薮の中を進みます。
最近誰か通ったのか、うっすらと踏み跡が残っていました。
6:24
林道終点から大禿沢に降り、沢を渡渉しながら進みます。
今回は沢渡りを繰り返すので、終始長靴で歩きます。
6:47
ウド河原へ到着。左がカラマツ沢、右がトイシ沢の分岐となっています。
ここから、尾根へ取り付いていきます。
いきなり急な登りとなります。
段々と日が高くなり、好天となってきました。
途中、鳥海山が顔の覗かせました。
身の丈程の薮漕ぎが続きます。
8:18
1つ目のピークを越え、見晴らしの良い、岩の痩せ尾根に出ました。
ここを通れば、注連石はきっとあるはず!
尾根の南側は、約300m下の沢までスッパリと切れ落ちた崖となっており、高度感は十分です。
8:53
痩せ尾根を過ぎ、薮を少し越えると、ついに注連石に到着しました。
そこには昔の修道者が祀ったと思われる神剣が刺さっていました。
あまりの神々しさに、思わず手を合わせます。
ここで、しばし休憩。風も無くとても居心地が良かったので、降りたくなくなりました。
西側は、以前登った二ツ森が見えました。
<動画>
ですが、北側は草木が張り付いているため、そちらに身を置くと比較的緊張が和らぎます。
これは猿の腰掛でしょうか?
11:00
尾根の途中からトイシ沢へショートカット。
次の目的地の「鬼のカケハシ」へ向かいます。
故:池田昭二さんが監修したエアリアマップに記載されていた場所で、前から気になっていました。
注連石手前の、痩せ尾根の下と思われる場所です。
12:00
沢の突き当たりまで来ました。
ここが鬼のカケハシと思われます。
柱状節理の岸壁と、落差4~50mはあると思われる立派な滝が流れています。
地図を見ても、この滝に名前は付いていません。
<動画>
今回は、無事に注連石と鬼のカケハシに辿りつくことが出来ました。
どちらも、なかなか人が足を踏み入れることが出来ない場所で、苦労した甲斐があり、とても感動しました。
出羽丘陵には、まだまだ沢山の魅力が詰まっているのだろうと思います。
これからも少しずつ、探索して行けたらいいなと思っています。
<今回のトラック>
<エアリアマップ>
お疲れさまでした!
返信削除山の神様を意識してしまいそうです。
近場なのに本当によかったです。素晴らしい世界でしたね。
また次回、感動よろしくお願いします!