鳥海山 矢島口から七高山へ Ｈ28.6.27

鳥海山に登ってきました。

今回は秋田県側にある矢島口より登りました。

天気にも恵まれ気分上場！と言いたいところですが、山頂に雲が掛かっているのが少々気になります。

８：００登山開始

登り口の水場より飲料水を確保。

駐車場は広々としており、雲海が広がっております。

５分ほど進むと祓川ヒュッテがありました。

竜ヶ原湿原の木道をワクワクしながら通ります。

雪渓が見えてきました。
ここはタッチラ坂という場所のようです。

坂の前には水場がありました。

雪渓を登り始めました。
結構な斜度があり、つづら折に登ります。

祓川ヒュッテを振り返ります。

湿った登山道を過ぎると、また雪渓に出ました。

賽の河原付近

ひたすら雪渓歩き

雪が腐れて歩きにくいので、軽アイゼンでグリップ力ＵＰ

９：００　七ツ釜避難小屋付近通過

「康ケルン」がありました。
このケルンは、祓川ヒュッテの管理人を長い間勤めた故佐藤康さんを称えて建てられたものとのこと。この矢島口登山道には康さんの名前を冠した「康新道」もあり、感慨深いものがあります。

広大な雪渓「大雪路」を進む
途中、「氷の薬師」と呼ばれる場所を通りましたが、雪に埋もれていました。
そこは、道をへつるように歩く谷あいの怖い道とのこと。今の方が歩きやすいようです。

１０：３０
急坂で知られる舎利坂に到着。
息を整えて進みます。

歩きにくいガレ場です。
下りで足を挫く人が多いと聞いています。

外輪が見えてきました。
天気を心配していましたが、山頂は晴れています。

 １１：００　七高山へ到着しました。

今日は新山へは進まずに眺めるだけとしました。

ちょっと早めの昼食＆コーヒータイム

バナナを食べているうち、みるみるガスってきました。
早々に下山します。

下山途中、七ツ釜避難小屋に立ち寄りました。

こじんまりとしていますが、とても綺麗に維持管理されていました。

１３：３０　竜ヶ原湿原まで戻ってきました。

動画

矢島口から初めて登りましたが、雪渓の多さに驚きました。行程中８割は雪渓だったと思います。
見える風景や登山道の雰囲気も、庄内とは違っていて、別の意味で鳥海山を楽しめました。
雪渓が無くなくなる時期に、また登ってみたいと思います。

下りの途中ですが、腐れ雪に苦労しながら雪渓を歩いていると、後ろからきた６０歳代くらいの男性からすごいスピードで「今日は良い天気だねぇ！！」と声を掛けられながら追い抜かれました。足元をみるとスパイク長靴。・・・・・・長靴最強？！
たしかに雪渓と登山道を交互に歩くので、軽アイゼンは付け外しが面倒。今の時期、スパイク長靴は良いみたいでした。でも、植生を傷つける恐れはありますね。

駐車場に着いてみると、さっき追い抜かれた男性に声を掛けられました。
男性は新潟から３日間スキーをするために訪れたとのこと。思いのほか雪が少なくてスキーはやめたと言っていました。
車中泊で泊り込みと言っており、愛車は軽ワゴンで、内部はびっしりお泊り用。真の山男とお見受けしました。

新潟のおすすめの山はどこですかと尋ねると、「全部の山がいいぜ！」と言われましたｗ
まずは妙高山あたりから登りにおいで～とのことでしたので、今度ぜひ行ってみたいと思います！

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