この道は以前、齋藤清吉さんという方が有志の力を借りて切り開いた道とのことです。
この清吉新道は以前から気になっており、山仲間いけいろ氏の誘いで、ついにこの清吉新道を探索することになりました。
以前探索したときは、鹿ノ俣川までは降りたものの取りつき箇所はよく分からなかったのですが、いけひろ氏の単独調査で目星が付いたとのことで、今回は尾根に取りつくことを目標としました。
鶴間池ののぞきから登山道に入ります。
鶴間池小屋手前の橋ですが、もう板が外されています。
鹿ノ俣川へ降りる様子
鹿ノ俣川の川岸は両側が荒々しく削り取られています。
周囲を探索する様子
無事、取りつき箇所を発見
無事、植物園と呼ばれる場所へ続く尾根へ上がることができました。
ここを登りつめれば行者岳へと行けるはずですが、登山道はきっと荒廃しきり、容易なことではないはずです。
帰りに鶴間池小屋手前の標識を見ると、少し前まで書いてあった清吉新道の文字が消されていました。残念なことですが、道が崩落して容易に登れない以上しょうがないことなのだと思います。
のぞきに戻ると、鶴間池を撮影している方々で賑わっていました。
山頂から下はだんだんと白くなっており、ここももうすぐ雪で覆われてしまいます。
今回は、無事に植物園へと登山道へと続く尾根、いけひろ氏いわく『植物園尾根』へと取りつくことに成功しました。
次回の探索は来年とし、ひとまず今年は終了となりました。
冬の足音が近づいてくると、雪山遊びが待ち遠しくなってきている今日この頃です。
いかにも山って感じでよかったですね!
返信削除今回の前進は、短い距離でしたが、二人だと不安な気持ちがかなり薄まるので、とても楽しかったですよ。
また来年から、この道を詰めていきましょう(^^)
雪山遊び、よろしくお願いします。
沢の周辺は斜度がキツかったので、単独調査時はかなりの緊張感があったでしょう。二人だと安心感が全然ちがいますね!
返信削除来年も、安全度を高めながら探索を楽しみたいですね。